日々の診療の中で、ふと「熱量の違い」を感じる瞬間があります。
限られた時間の中で患者さんに関わる衛生士たち。
その中で、自分はもう少し丁寧に、もう一歩踏み込みたいと思うことがあります。
でも、周囲にはそこまでこだわらない人もいて、少し孤独を感じることも。
(あれ、もしかして私だけジェットコースターに乗ってる…?と思う瞬間もあります、私はいつも診療内を小走り💦)
今の職場に入ってDHスタッフに、くかるさんって、せっかちなんですか?と少し笑われました😅
① 効率と丁寧さのバランスで自分らしい関わりを模索する
「アポイントの時間はDHが決めていいよ」とはいうものの、実際は15分、30分で回してほしいというのが現場の本音。
その時間で予約をとることが評価される現場…
保険診療中心では「効率よく回すことも大切だ」と十分理解しつつも、目の前の患者さんの小さな変化を見逃したくないという自分がいます。
「丁寧にやりたい自分」と「効率良くやるDHが評価される現場」とのギャップに、「早く出来ないのではなくて、もうそういう予防したくないから転職したのにー!」と心の中で少し複雑な思いがありつつも、笑ってやり過ごす瞬間もあります。
例えば、ブラッシング習慣が少し変わった患者さんに気づいたとき。他の衛生士は保健指導等は省いて「時間が来たので次へ」と動く中、つい「ここ、もう少し説明したい…」と思ってしまう。次の患者さんから5分だけもらおうと思ったら、患者さんのやる気が上がってきていっぱい質問してきてしまった(もうすでに時間オーバーしてる今になって😂)
患者さんが小さな変化に気づいて笑顔になった瞬間や、前担当DHから引き継いだ、ずっと目標値未達成の歯周病の患者さん。目標値達成した時『やっぱり丁寧に関わってよかった』と心でガッツポーズ、いや、ホントにガッツポーズしちゃいます。
時間に追われながらも、質を上げたい気持ちが、熱量の差として表れる瞬間です。
② 症例検証や振り返りの孤独
「このケースをみんなで振り返ってみたい」と思うことがあります。
でも、忙しい現場ではなかなか共感してもらえない。
みんな、昼休みはすぐに休みたいし、帰りはすぐに帰りたい。そうだよね…、時給発生するんですか?という人もいる😢。
自分の熱量と、周囲の温度差。それを実感すると、少しだけ孤独な気持ちになります。
そんな時、ふと「同じ想いの仲間がどこかにいるはず」と思い浮かべるだけで、孤独感が少し和らぐのを感じました。
③ 苦しい思いを数値化に変える試み
感情的に「もっと丁寧にしたい」と思うだけでは、ただの理想論です。
そこで、現在は自分の臨床行為を数値として整理する試みを始めています。
- 患者の関与度
- 改善率
- 症例重症度
目に見える形で仕事を振り返る。愚痴ならだれでも出来る。
数値化は、単なる成績管理ではなく、自分の関わりが患者さんの変化にどう影響したかを客観的に見つめる手段です。
愚痴ではなく、試行錯誤として自分の熱量を可視化しようとしています。
なんか面白そう😍
例えば「今日の患者さん、この部分を丁寧に関わったから改善が見えるかな?」と振り返る瞬間は、人によってはちょっとしたゲーム感覚にもなって、仕事の楽しみが増えるかも!?
もちろん、数字が良くても自己満足に終わらないように注意ですが。
というか、これを考えてたら、前に感じてた悔しい思いがすっかり無くなりました😊
感情的に言葉に出してしまったら、ただの承認欲求でしたね。
私は、保険診療の中でも予防の質を諦めない歯科衛生士でいたいと思っています。
同じような感覚を持ちながら、言葉にできずにいる人もいるのではないでしょうか。
小さな違和感や熱量の差を、共有できる仲間がいるとしたら、少し心強い気がします。
同じように感じているけど、言葉にできずにいる仲間が世界のどこかにいることを想像すると、それだけで心強くなる」
「孤独な鳥タイプDHラボ」は、そんな共鳴の始まりになる場所です。
『群れの道徳から離れよ ~フリードリヒ・ニーチェ~』

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